ちょうじたで (丁字蓼)

学名  Ludwigia epilobioides
 (L.prostrata auct. non Roxb.)
日本名  チョウジタデ
科名(日本名)  アカバナ科
  日本語別名  タゴボウ(田牛蒡)
漢名  假柳葉菜(カリュウヨウサイ,jiă liŭyècài)
科名(漢名)  柳葉菜(リュウヨウサイ,liŭyècài)科
  漢語別名  水丁香、丁子蓼
英名  
2009/08/13 入間市宮寺

2009/08/23 岐阜県大野郡白川村

2016/09/10 入間市宮寺

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 2023/09/19 茅野市

 チョウジタデ属 Ludwigia(丁香蓼 dīngxiāngliăo 屬)には、世界に72-85種がある。

  ケミズキンバイ L. adscendens(Jussiaea repens;水龍・過江藤)
         
 琉球・臺灣・福建・江西・湖南・兩廣。雲南・東南アジア・インド・濠洲(北部)産
         『中国雑草原色図鑑』144 『全國中草藥匯編 上』p.185
  L. caryophylla (細花丁香蓼)
  ヒレタゴボウ
(アメリカミズキンバイ) L. decurrens
         
USA東南部乃至アルゼンチン北部原産、本州・四国・九州に帰化
  L. epilobioides
    チョウジタデ
(タゴボウ) subsp. epilobioides(假柳葉菜・水丁香)
    ウスゲチョウジタデ subsp. greatrexii(L.greatrexii;毛盤黃花水丁香)
         
本州関東以西・四国・九州・琉球・臺灣産 
  ミソハギダマシ L. glandulosa
  L. grandiflora
外来生物法に基づき指定された特定外来生物
    オオバナミズキンバイ subsp. grandiflora(L.uruguayensis)
 南米原産 
    ウスゲオオバナミズキンバイ subsp. hexapetala
 南米原産 
  タゴボウモドキ L. hyssopifolia (L.micrantha;草龍)
         
旧世界の熱帯に分布。『中国雑草原色図鑑』145
  ナガバミズキンバイ L. longifolia
  キダチキンバイ L. octovalvis(L.octovalvis var.sessiliflora, L.pubescens,
         L.pubescens var.villosa;毛草龍)『中国本草図録』Ⅷ/3704
         
高知・種子島・琉球・小笠原・臺灣・華東・兩廣・雲南から世界の熱帯に産
  ミズユキノシタ
(オキナワチョウジタデ) L. ovalis (卵葉丁香蓼・水虎耳草)
         
本州・四国・九州・琉球・済州島・臺灣・華東・湖南産 
  セイヨウミズユキノシタ L. palustris
  L. peploides
    コバノミズキンバイ subsp. peploides(荸艾狀水龍)
    ミズキンバイ subsp. stipulacea(L.adscendens subsp.stipulacea,
         L.stipulacea;黃花水龍)
  ホソバタゴボウ
(ホソバチョウジタデ) L. perennis(L.parviflora, L.caryophyllea)
         
旧世界の熱帯・亜熱帯原産
  L. prostrata(Jussiaea prostrata;丁香蓼・水丁香・小石榴葉)

         
江蘇・江西・福建・湖南・西南・ヒマラヤ・インド・インドシナ・マレシア産
         中国では全草を薬用 『全國中草藥匯編 上』p.10
  アメリカミズユキノシタ L. repens
USA東部乃至西インド諸島原産
    
   
 アカバナ科 ONAGRACEAE(柳葉菜 liŭyècài 科)については、アカバナ科を見よ。
 「和名丁子蓼ハ其草狀蓼ニ似、其花丁子ノ形ニ似タルヲ以テ名ク。たごばうハ蓋シ田牛蒡ノ意ニテ其根形ニ基キテ名ケシナラン」(『牧野日本植物図鑑』)。 
 本州・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・ベトナム・華東・兩湖・兩廣・西南・陝西・河南・山東・東北・極東ロシアに分布。
 

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